Rモード for mi

 Rで少しこみいった解析をする時にはテキストエディタソースコードを書いた方がやりやすいです。Rで解析をする人はぜひちゃんとしたテキストエディタを使っていただきたい。ちゃんとしたテキストエディタは強力な検索・置換機能があったり何かと便利です。多少プログラムに詳しい人なら自分好みのテキストエディタがあるものですが,そうでない人々はテキストエディタに関して割と無頓着と思います。
 Macでも定評のあるテキストエディタはいくつかありますが(CotEditorやSmultronなど、Macで使えるテキストエディタMac Wikiで紹介されています。)そのなかで,僕が愛用しているのはmi (http://mimikaki.net/) です。
 プログラムを書くためのテキストエディタが便利とはいっても、ちゃんとキーワードなどが登録されていないと、あまり便利にはなりません。そのためには各プログラミング言語用の「モード」みたいなのが必要ですが、miのためのRモードはネット上に公開されていないみたいです。そこで今日は僕が個人的に使っているRモードを公開してみることにしました。基本的なキーワードや関数・変数の色付けなどには対応しています。
 miの詳しい使い方はmiのヘルプを見ていただくとして、とりあえず一番知っておくべき技は、キーワードの始めの何文字かを打った後「シフト+スペース」を押すとキーワードの残りの文字が補間されるということです。これができなきゃ便利になったとは言えません。
 
 Rモードの使い方は、
1:miをインストールする
 mi(http://mimikaki.net/)からダウンロードしてインストールしてください。
2:Rモードをmiにインストールする
 miを起動すると、「/Users/ユーザー名/ライブラリ/Preferences/mi/mode/」というフォルダが作成されます。その中に、下のリンクからダウンロードしたファイルを解凍してできる「R」フォルダを入れてください。その後、miを起動すると、.Rや.rという拡張子を持ったファイルはRモードで開かれます。

 公開するRモードは、僕が自分自身の利益のために個人的に作成したものです。そのため機能的には不十分であったり、使用によってひょっとしたら何らかの不利益を被る可能性が無いわけではありませんが、その責任を僕がとることはできません。そこをご理解し、ご了承いただいた上でご使用おねがいします。堅苦しいですが、一応念のため。

Rモードをダウンロードする。
http://meme.biology.tohoku.ac.jp/students/TsuDa/files/R.zip