earth

 もうただ圧倒されるしかない。
 映像は北極から始まり,冷帯,温帯,赤道,砂漠と経て南極へと移り変わって行く。その全てで地球の美しさを伝えている。特に空間スケールの大きさがすごい。上空からの撮影が多用され、何十万羽というハクガンや、仲間とはぐれてしまい独りで砂漠をさまよう像など,無情な程の地表の広がりの上での生き物の営みが実感できる。これはぜひ映画館で観て欲しい。個人的には、ヒマラヤを越えて飛ぶアネハヅルが良かった。前に家のテレビでも見たけど、迫力が全然違う。凄まじさに泣ける。
 ちなみにこの映画,なんと、なんと、映画館を貸し切り状態で観てしまいました。実は昨日の猛吹雪のなか、スクリーンがでかいという理由で利府のMOVIXまで行ったのです。雪道で渋滞しており普通なら30-40分ほどで着くはずのところを2時間近くかかりました。上映開始まであと15分を切ってまだ渋滞中だった時には一度は諦めたのですが、奇跡的にその直後の交差点を超えた時から渋滞が解消され開始5分前には到着することができました。こんな日に映画に来る奴もいないだろうとは思いましたが、まさか他に誰もいないなんて...。まるで家に居るかのようにくつろいで観てました。こんな贅沢な体験はなかなかできませんよ。吹雪の映画館は穴場かもしれない。
昨日の雪はホントすごくて,風も強く吹雪いていました。青葉山を下る道路の所ですでに帰宅の車が渋滞していましたが,そこは裏道を通ることで回避できたのですが、その時の視界は5mくらいでした。利府へ向かう道路は凍結して滑りやすかったですし,帰りも地吹雪の中ノロノロと帰りました。それでも行きと比べるとえらく早く感じましたけど。全く,そんな中映画を観にいくのもどうかと思いますけど,お陰でえらく楽しめました。