論文読みの心得

 しばらく自分の論文にかかりきりで最新の論文をあまりチェックできていなかったので、ここのところ新しい論文をチェックしている。脳内の情報がアップデートされてゆくのは結構快感ですな。色々と面白げな研究が見つかってハッピー。
 ところで、自分で論文を書いてみてじみじみと感じたのだけど、読んだ論文がどのような論文であったのかをちゃんと記録しておくことは非常に重要だ。僕は細かいことはあまり覚えていられない性質なので、「〜のことが知られている。」などと論文に書いた時、自分がどの論文なり本なりを読んでそれを知ったのか多くの場合覚えていない。そのため参考文献をまとめるのに苦労しました。これからは読んだ論文とその概要をまとめ、再利用することができる形で管理保管していこうと思います。でないと読んだ論文や読むことにかけたコストが無駄になる恐れがある。また、そもそも論文を読む時に、その論文はどのような引用として使えるかという視点で読み、それも記録としてとどめておくようにしよう。
 記憶より記録に頼るのだ。