PopfileMgr

 いい加減スパムメールがいやになったので、スパムメールフィルターのPopfileを導入してみることにした。Mac OS XにはPopfileやその他の関連ライブラリが一つのアプリケーションにまとまったPopfileMgrなるものがあるので、これをインストールした。インストールの後に、Mail.appのアカウント情報を少し変更する必要がある。アカウント情報の変更後、Mail.appを再起動してみたところ、うまく働いているようだ。
 さて、効果の程はどうなのだろう。とはいえ、Popfileは最初のうちは受信したメールのどれがスパムだかわかっていないので、学習させるためにどれがスパムか教えてあげないといけないのだ。学習が進むとかなり精度が良くなるという話しだけど、どうなんですかね。また、Popfileはスパム専用のフィルターというわけではなく任意のカテゴリー(バケツ)を作って受信したメールを分類できるので、spamの他に、personalとかworkとか色々細かくカテゴリー分けすると便利かもしれない。しかし、カテゴリーが多いと学習に時間がかかるそうだ。

  • PopfileMgrのダウンロード

 http://irodori.sakura.ne.jp/products/popfilemgr.xhtml

  • Mail.appの設定

 http://popfile.sourceforge.net/cgi-bin/wiki.pl?JP_HowTos/Mailを参照。また、PopfileMgrと一緒についてくるreadme-j.htmlをよく読みましょう。

  • PopfileMgrの設定

 PopfileMgrの設定はメニューバーにあるアイコンからコントロールセンターを開き、そこで行なう。コントロールセンターは最初英語で表示されるが、ConfigurationタブのChoose languageからNihongoを選ぶと日本語に変わる。その後、「バケツ」タブでspamやらpersonalやらのバケツを作成する。バケツを作ったら、「履歴」タブで受信したメールを分類して学習させる。

 Gmailアカウントに届いたメールにPopfileのフィルターをかけることは可能らしい(参考)。しかし、この方法はPopfileMgr+Mail.appの組み合わせではうまくいかなかった。多分、PopfileMgrに含まれるライブラリのバージョンのせいだ。Gmailスパムフィルターは割としっかりしているので、まぁよいけど、うまい方法はないかなぁ。