10.1 からアップデートしたMac OS X Server 10.4でCGIとPHPを有効にする
Wikiはいわゆるウェブアプリケーションって奴なので、皆がブラウザで色々いじるとサーバー上で色んなプログラムが実行される。そのとき、サーバー上でプログラムを起動するための仕組みをCGIっていうらしい。しかし、Mac OS X Serverでは、デフォルトではCGIは有効になっていない?みたいなので、Wikiを立てるにはそいつを有効にする必要がある。ついでに、CGIで動く、プログラミング言語の一つにPHPって奴があるらしいんだけど、そいつも有効になってないので、有効にする。
でも本来Mac OS X Server 10.4なら、サーバ管理用アプリケーションを使って簡単にCGIやPHPの有効無効を切り替えることができるはずなのだ。しかし、うちの環境でできないのだから仕方ない。
※ちなみに以下の記述はあくまでも僕の個人的なメモとして書くので、もしも参考にして不利益を被っても僕は責任をとれませんのであしからず。
CGIを有効にする
/etc/httpd/httpd.confを書き換える。httpd.confの427行目あたりに次のような記述がある。
この記述の後ろのところに、以下を書き加える。(実際には、どこに書いても良いのだろうけど。)
#
# AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit
# Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec
#
# Order allow,deny
# Allow from all
#
#
# Order deny,allow
# Deny from all
#
#
これで、/Library/WebServer/CGI-Executables以下に置かれたスクリプト(.cgiという拡張子を持つ)は実行されるようになるはず。
AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit
Options +ExecCGI
AddHandler cgi-script .cgi