Screen Spanning Doctor -iBook G4でクラムシェルモード/デュアルディスプレーを有効にする-

 「Screen Spanning Doctor 」というソフトウェアを使うと、通常はiBook G4ではできなくなっている、クラムシェルモード(蓋を閉じたままノートパソコンで外付けディスプレーを使う)や、デュアルディスプレー(ノートパソコンのディスプレーをメインに、外付けのディスプレーをサブとして用いることで、広い画面で操作できる)を有効にすることができます。クラムシェルモードでも、デュアルディスプレーモードでも、高解像度の外付けディスプレーの解像度のままでちゃんと表示することができます。しかし、蓋を閉じたままノートパソコンを使うと熱が逃げにくくなるのでご注意。
 しかし「Screen Spanning Doctor 」はバグがあったりして、いまいち不安です(使う場合は、あくまで自己責任で使うこと)。もっと安全にクラムシェルモードを使いたいなら、「SleepLess」というシェアウェアを使う方が良いでしょう。しかし、こちらはデュアルディスプレーは有効にしない上に、iBook G4のディスプレーよりも高解像度の外付けディスプレーを繋げても、iBook G4と同じ解像度(1024×768)でしか表示できないようです。

 ※「Screen Spanning Doctor 」を使う時の注意点

  1. 自分のマシンがソフトのサポート対象になっているか確かめる(サポートされたマシンのリスト
  2. Screen Spanning Doctor実行時は、システム環境設定で言語を英語にする。(実行後、元に戻す)
  3. クラムシェルモードにしている状態で、システム環境設定のディスプレーを開こうとしても開けないので、あらかじめシステム環境設定で、ディスプレーをメニューバー(画面の上端にある奴ね)に表示させておく。外付けディスプレーの解像度を設定するときはメニューバーで行なう。
  4. クラムシェルモードのまま、ログアウト、再起動すると、操作不能になり強制終了する羽目になる。


Screen Spanning Doctor(v0.3.3)(フリーウェア、Mac OS 10.2以降):http://www.rutemoeller.com/mp/ibook/ibook_e.html
SleepLess(v2.2.1)(シェアウェアMac OS 10.2以降):http://www.alxsoft.com/mac/sleepless.html